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1年で切れるかも?屋外の結束バンドは100均の「耐候性」表記で選ぶのが正解

1年で切れるかも?屋外の結束バンドは100均の「耐候性」表記で選ぶのが正解

自転車、物置、フェンス、ガーデニング。結束バンドを屋外で使いたい場面はたくさんあります。結論を先に書くと、100均の結束バンドを屋外で使うなら、色ではなく「耐候性」の表記で選ぶのが正解です。よく言われる「黒なら屋外OK」は、実は半分しか合っていません。屋内で使うぶんには何も気にしなくて大丈夫なので、そこも含めて整理していきます。

目次

先に答え:屋外で使えるが、選び方を間違えると1年もたない

結束バンドの多くはナイロン66という素材でできています。屋内なら数年もつ丈夫な素材ですが、紫外線には弱いという弱点があります。実際、白い結束バンドを屋外で使ったところ1年足らずで破断して脱落したという事例が報告されています。

使う場所選ぶべきもの注意度
室内の配線・収納色も種類も自由低い
窓際・日の当たる場所耐候性の表記があるもの
屋外(ベランダ・庭・自転車)耐候性の表記があるもの高い
人が乗る・ぶら下がる部分結束バンド以外の固定具使わない

最後の行が特に大切です。結束バンドは「まとめる」ための道具であって、荷重を受け止める金具ではありません。外れて困る場所、落ちたら危ない場所には、ボルトや金具を使ってください。

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え、黒いやつ買っとけば屋外は大丈夫って聞いたけど…

惜しい! 半分は合ってるけど、半分は危ないんだ。理由を説明するね

なぜ白い結束バンドは屋外でもたないのか

ナイロン66は、紫外線を浴びると分子レベルで壊れていきます。見た目にも変化が出ますが、それ以上に問題なのは中身です。

  • もろくなり、伸びや衝撃に耐えられなくなる
  • 熱にも弱くなる
  • 変色し、表面が粉をふいたようになる

怖いのは、見た目が普通のまま強度だけ落ちている時期があることです。触ってみて問題なさそうでも、力がかかった瞬間にパチンと折れる。屋外で使った白い結束バンドが1年足らずで破断したという報告は、まさにこの状態です。

屋内であれば紫外線はほとんど届きません。だから室内配線に使うぶんには、何年も問題なく機能します。屋外と屋内で寿命がまったく違うと理解しておくのが第一歩です。

耐候性の見分け方は「色」ではなく「表記」

ここが今回いちばん伝えたい部分です。

黒い結束バンドが屋外向きとされる理由

耐候性を持たせた結束バンドには、カーボンブラックという炭素の微粒子が加えられています。これが紫外線を遮る役割を果たすため、結果として製品の色が黒くなります。だから「屋外用=黒」というイメージが広まりました。

ただし、黒ければ耐候性があるとは限らない

問題はここです。単に着色しただけの黒い結束バンドも存在します。見た目は同じ黒でも、中身はカーボンブラックが入っていない普通のナイロン。これを屋外で使えば、白いものと同じように劣化します。

そのため確認すべきは色ではなく、パッケージに「屋外用」「耐候性」といった記載があるかどうかです。記載が無ければ、屋内用と考えて扱ってください。

素材で選ぶ方法もある

ポリプロピレン製の結束バンドは水や薬品に強く、この場合は色にこだわる必要がありません。用途によっては選択肢になります。

判断材料見るべきポイント
パッケージ表記「屋外用」「耐候性」の有無。最優先で確認
黒は耐候タイプが多いが、着色だけの製品もある
素材ナイロン66は紫外線に弱い。ポリプロピレンは水・薬品に強い
使う場所直射日光が当たるか、雨がかかるか

ダイソーで買える結束バンドの種類とサイズ

選び方が分かったところで、実際のラインナップを見ていきます。ダイソーの結束バンドは長さの展開が広く、7cm・10cm・15cm・20cm・25cm・30cmといった段階で用意されています。40cmまで扱う店舗もあります。色は白・黒に加え、緑が並ぶこともあります。

長さ入り数の傾向向いている対象
7〜10cm非常に多い(100本以上)細いケーブル、小物の仮止め
15cm多い電源コード、束ねたケーブル
20〜25cm中程度棚のパーツ固定、植物の誘引
30cm以上少ない太い物、複数をまとめて固定

コスパで見ると、10cmで120本入って税込110円という商品があります。1本あたり1円を切る計算で、これは通販の少量パックより安く済みます。幅は約3mmで、束ねられるのは幅約2cm程度まで。締めたあとは緩められない使い捨てタイプです。

締め直しができるタイプも別に用意されています。形状記憶のコードバンドは3本入りで110円。何度も付け外しする場所には、こちらのほうが向いています。

長さの決め方

  • 小さいもの:10〜15cm
  • 中くらいのもの:20〜25cm
  • 太いもの・複数本:30cm以上

迷ったら長めを選んでください。余った部分は切り落とせますが、足りないものは伸ばせません。

売り場は3か所に分かれている

ダイソーの結束バンドは、店内の1か所にまとまっていません。用途ごとに分散しているため、片方だけ見て「無い」と判断するのは早すぎます。

① 電気・配線コーナー

最初に向かうべき場所です。ケーブル整理用として、長さのバリエーションが最も揃っています。

② DIY・工具コーナー

電気コーナーに無ければ次はここ。工作や固定用途の商品と一緒に並びます。

③ 園芸コーナー

植物の誘引やネットの固定に使う商品が置かれます。緑色の結束バンドを探すなら、この売り場が有力です。

みんな屋外でどんなふうに使ってるんだろ?

ちょうどいい実例があるよ。屋外組から見ていこう

屋外で使っている人は、こんなところに使っている

実際の使用例を見ていきます。まずは洗車用の踏台をカスタムした投稿です。

編集部の見方:この使い方の要点は、踏台そのものは市販品で、100均は「プロテクターと結束バンド」に限定されている点です。体重を支える構造部分はメーカー製の踏台に任せ、車を傷つけないための保護材を留める役目だけを100均が担っています。これは結束バンドの正しい使い分けです。

逆に言えば、踏板や脚といった荷重のかかる部分を結束バンドで組んでしまうのは危険です。屋外に置きっぱなしにする道具なので、定期的に結束部分を確認して、白くなったり硬くなったりしていたら交換してください。

次は自転車での活用例です。

編集部の見方:傘ホルダーをライトのマウントに転用し、22mmハンドルへ結束バンドで固定した例です。「穴あけるまでもなく」「ジャストフィット」という言葉から、加工なしで径が合ったことが伝わります。110円のパーツを改造ベースとして見る発想は、他の固定にも応用が利きます。

ただし自転車は、屋外に置かれて雨と日光を浴び続け、走行中は常に振動を受ける環境です。ここで使うなら耐候性のある製品を選び、さらに2本以上でクロスさせて留めると安心感が上がります。ライトが走行中に脱落すれば、後続車から見えなくなるだけでなく、路上に落ちて他の人の危険にもなります。数か月ごとに緩みとひび割れを確認する習慣をつけてください。

屋内なら、寿命を気にせず自由に使える

ここまで屋外の注意点を書いてきましたが、室内であれば話は別です。紫外線が届かない場所では、結束バンドは長く安定して機能します。

編集部の見方:キッチンの積み重ね整理棚とワイヤーラックを組み合わせ、結束バンドで固定してキャスターまで付けた作例です。「お手軽diy」と本人が書いている通り、ネジも工具も最小限で済みます。ワイヤーラックのように格子状の物は、結束バンドと相性が抜群です。交差した部分をそのまま締め上げれば、しっかり固定できます。

キッチンで使うなら、緩みが出ていないかだけ時々確認してください。重い物を載せる棚は、荷重が一点に集まらないよう複数箇所を留めておくと安定します。

最後は、カバンの中身を整理した例です。

編集部の見方:面白いのは、純正の面ファスナー仕切りが外れてしまう問題を、結束バンドで解決しているところです。面ファスナーは着脱できる代わりに外れやすく、結束バンドは外れない代わりに付け直しができません。位置を固定したい仕切りなら、後者のほうが目的に合っています。

スポンジマットを芯にすることで、機材を傷めない硬さも確保しています。長さが余ったら切り落とせるので、カバンの中で引っかかることもありません。

もう外で使っちゃったんだけど、どうしたらいい?

大丈夫、やれることはあるよ。全部やり直さなくていいからね

屋外で少しでも長持ちさせる工夫

耐候タイプを選ぶのが基本ですが、それ以外にもできることがあります。

日陰になる位置で留める

同じ場所でも、直射日光が当たる面と裏側では劣化の速度が変わります。留める位置を数センチずらすだけで寿命が変わることもあります。

2本以上で分散させる

1本に力が集中すると、そこから壊れます。複数本で留めておけば、1本が切れてもすぐには落ちません。

締めすぎない

限界まで締め上げると、その部分に無理な力が残り続けます。固定できる範囲で余裕を持たせてください。

定期的に交換する

消耗品と割り切るのが現実的です。屋外で使っているものは、年に一度まとめて交換すると安心できます。変色、白い粉、硬さは交換のサインです。

それでも不安な場所には

落ちたら危ない場所、人や車が通る場所、高所での固定には、耐候性が明記された製品やボルト・金具を使ってください。100均で足りる場面と、足りない場面の線引きが大切です。

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結束バンドのよくある疑問

100均の結束バンドは屋外で使えますか?

耐候性の表記がある製品なら使えます。記載が無いものは屋内向けと考え、屋外で使う場合は定期的な交換を前提にしてください。

黒を選べば屋外でも大丈夫ですか?

黒は耐候タイプが多いのですが、着色しただけの製品もあります。色ではなくパッケージの表記で判断してください。

締めたあとに緩められますか?

一般的な結束バンドは使い捨てで、緩められません。付け外しする場所には、締め直しできるタイプを選んでください。

切らずに外す方法はありますか?

ヘッドの爪を細いドライバーなどで押し上げると外せる場合があります。ただし確実ではないため、外す前提ならニッパーを用意しておくほうが早いです。

どのくらいの太さまで束ねられますか?

製品によりますが、10cmの細いタイプで幅2cm程度が目安です。太い物には長いタイプを選んでください。

切り口が手に刺さって痛いのですが

根元ぎりぎりで切ると鋭く残ります。ヘッドの面に沿わせて切るか、少し残して角を落とすと当たりが柔らかくなります。

緑色は何のためにありますか?

園芸用です。植物や支柱に使ったときに色が目立ちにくくなります。

通販で買ったほうが安いですか?

大量に使うなら業務用パックのほうが1本あたり安くなる場合があります。少量で済むなら100均で十分です。

結局どう選べばいいのか、総まとめ

使う場所選ぶもの気をつけること
室内の配線10cm・大容量パック特になし。コスパ重視でよい
室内の棚・DIY20〜25cm複数箇所で留めて荷重を分散
カバン・道具の改造長めを選んで切る切り口の処理を丁寧に
ベランダ・庭耐候性の表記があるもの年1回の交換を前提に
自転車まわり耐候性+複数本で固定定期的に緩みとひび割れを確認
荷重がかかる部分ボルト・金具結束バンドで代用しない

今回の投稿を見ていて印象的だったのは、上手に使っている人ほど結束バンドに任せる範囲を限定していることでした。踏台は市販品を使い、100均は保護材の固定だけ。自転車も、既製のホルダーを留めるところに使っています。

1本1円で買える道具に、すべてを背負わせる必要はありません。得意なところだけ任せる。それが結束バンドと長く付き合うコツです。

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ここまででひと区切り

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